めるもの看護記録

体調変化を知るための管理シート

 当然ですが通院時は飼い主が問診に応じる事になります。いつから?いつもはご飯をどのくらい食べてますか?などと訊かれて困ったことはありませんか?病気の治療は獣医師にお任せするしかありませんが、普段から細かい体調の変化に気付くためにせめて飼い...
めるもの看護記録

咽頭チューブの設置

 チューブ設置を決意してからも、当日に発熱し白血球と肝臓の数値も上昇、おまけに貧血で延期になるなど相変わらずの多難でしたが、懸念していた麻酔の影響もなくついに設置完了です。前日夕方から絶食、当日朝は血液検査も異常無し。麻酔の予後をモニター...
予期悲嘆

残された時間

 我が家のめるもは、今年(2019年)4月で20歳になりました。相変わらずの通院三昧ではありますが、何度もピンチを乗り越えてよくここまでこれたなと感慨深い思いです。大変嬉しい事ではあるのですが手放しで喜べない自分もいます。なぜなら、もう2...
2019.06.06
めるもの看護記録

鼻カテーテルで大わらわ

 膵炎と脂肪肝と胆泥による胆管拡張炎を起こしていた我が家のめるも。とにかく食べてもらわなければならないという事で、鼻カテーテルを設置したのですが、これが顔を洗う習慣のある猫にとっては大変なストレスでして暇さえあれば手で外そうとしてしまいま...
2019.06.02
ペットロスについて

両価的(アンビバレンス)な感情と後悔

 ちょうど一月前、実家の母が半年の闘病の末に亡くなりました。何度か面会に帰省し、そろそろ覚悟が必要と言われておりましたが、今日か明日が山との連絡で慌てて身支度をしてやっと間に合った最終の新幹線で向かう途中、止めどもなく涙があふれて仕方が...
めるもの看護記録

猫の慢性胆管炎

 我が家の長毛三毛めるも♀。17歳の頃、謎の膀胱炎の症状に見舞われ週一で通院するも改善せず。腎不全と言われ自宅で皮下輸液をしていました。しかし、ある日から突然食欲廃絶となり嘔吐を繰り返し、毎日のように通院しましたが素人の目視...
ペットロス体験記

セカンドオピニオン

 「腸管リンパ腫の可能性があります」「そうですね、早ければ2週間か・・・」朝から検査で預けていた病院からの電話です。予期せぬ病名に頭の中が真っ白になりました。  15歳の「みりん」は毎年の健康診断も欠かさず、気になる事があれば都度受...
予期悲嘆

この子がいなくなるかもしれない

 ペットロスの悲嘆は何も失った時ばかりではありません。ちょっといつもと様子が違うな、或いは最近元気がないなと気づいて受診したところ、がんなど想定外の難治性の病名を告げられたり、手術をすれば治る見込みはあるけれど年齢的に高いリスクを伴う全身...
ペットロス体験記

写真を見返すことの意味

 わが愛猫の "みりん" が旅立った翌日、近くに住む猫仲間の友人が駆けつけてくれました。 後になってその友人がポストに「ペットカレンダーお仕立券」なるものを、そっと入れてくれていたことに気が付いた時は思いがけない粋な気遣いに胸がいっぱいに...
ペットロスについて

ライフステージとペットロス

 動物は人間の何倍ものスピードで歳をとります。出会ったころは仔犬や仔猫だった彼らですが、いつの頃からか白髪が混じるようになり、大好きなおもちゃと遊ぶことも減り、難なくジャンプしていたお気に入りの椅子に上がる事も諦めて寝てばかりいる姿が目立...
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