鼻カテーテルで大わらわ

 膵炎と脂肪肝と胆泥による胆管拡張炎を起こしていた我が家のめるも。とにかく食べてもらわなければならないという事で、鼻カテーテルを設置したのですが、これが顔を洗う習慣のある猫にとっては大変なストレスでして暇さえあれば手で外そうとしてしまいます。まぁ、猫でなくてもストレスなのはご覧の通りなのですが・・・。医療用ボンドと縫って取り付けています。

 本来、鼻カテーテルは自力でご飯が食べられるようになれば設置をやめることができますが、めるもの場合はご飯以外に胆嚢と肝臓など消化器系の薬や貧血の鉄剤も朝晩投与する必要があります。シリンジや錠剤の口径投与を試したところ吐き戻してしまう事がきっかけとなり消化器系の症状が悪化してしまうのです。仕方なくしばらく設置することにしました。

 しかし、晩御飯を食べながらふと横にいるめるもに目をやるとチューブがビヨーン!やれやれと仕事から帰ってきて様子を見るとビヨーン!!朝起きて隣に寝ている寝顔を見るとビヨーンと、もうとにかく外す、また外す・・・外しまくる!!その度に慌てて再設置に病院へ。多い時は週に3日とか連日なんて日もありました。

 更に、チューブは猫の鼻腔に入るほどの細さなのでとにかく詰まるという問題も。消化器系の療法食をミキサーにかけ、すりこぎとすり鉢で丁寧にすりつぶしてから網で濾すという気の遠くなる作業を毎晩行っていました。めるもは食事が自力でできるようになっても、お薬はこの先も投与し続けなくてはならずチューブは必須です。途方に暮れているとA先生から咽頭チューブの提案がありました。鼻カテーテルよりも太いため、裏ごしせずとも流動食を与えられるうえ、首の横から食道に入れるため顔がすっきりとして、めるものストレスも無くなるであろうとの事でした。なんてすばらしい!!

 ところが・・・首の横にチューブが通る大きさに切開するため、全身麻酔が必要なのです。17歳で胆嚢炎に肝臓炎で3か月連続で入院、加えて貧血気味。短時間とはいえ全身麻酔となるとなかなか決断ができませんでした。しかし、何度も話を聴いて先生と相談の結果、ついに咽頭チューブ留置を決意したのでありました。(写真は2017年3月)

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