ペットロス体験記

持ち続けている絆

 ただいま春のお彼岸真っ只中ですね。きっと愛おしいワンちゃんや猫ちゃんたちの為にお墓参りに行かれる方もいらっしゃる事でしょう。実は、我が家では歴代の旅立った猫たちの遺骨はいずれも納骨せずに家に置いています。もちろん宗教観や死生観などは人そ...
ペットロスについて

忘れるちから-ペットロスの悲しみ

 ここ数年、めるものお世話を中心とした生活を送っていたため、「この子を失ったら私は一体どうなってしまうのだろう」と常に恐れる気持ちを持って暮らしていました。そんなことになったら自分が壊れてしまうのではないか…と想像して、立ち直れる気が全く...
ペットロスについて

集団の心理と個人の本音

 先月、 付き合いで新年会に出席しました。メンバーは40代の男女で仕事も家庭もそれなりに充実しているといった、一見大人の方たちです。全く共通点が見いだせない彼らですが、お酒を飲みながらという事ならフランクにお話ができるかなと少しは期待して...
ペットロスについて

コミュニケーション不足と不信感-病院選び

 今回は病院選びについてのお話です。昨今、随分と動物病院が増えて選択肢も広がりました。しかし、治療に納得がいかない、またはドクターに不信感を感じたことがあるなどの話も少なくありません。ドクターだって人間ですからもちろん相性もあります。しか...
ペットロス体験記

非情なタイミング

 よく通る道にペットの斎場があるのですが、その前を通る時はいつも「車が入っていないといいなぁ」と、ドキドキしながら見てしまいます。しかし、このお正月に前を通った時も、残念ながら車が1台とまっていました。初詣に向かう沢山の人々がこの道を歩い...
ペットロス体験記

最初の子への後悔と自分の未熟さと

 色々な方からお話を訊くと、皆さん最初の子ほど後悔が多いように思います。理由は色々ありますが、初めて飼った子だけに思い入れが強いというのが一番かもしれません。   私自身も20代の頃に初めて猫を飼いましたが、何しろ猫に対する知識が少...
ペットロス体験記

心を寄せるちから

 2週間ほど前、足しげく通っていた動物病院からクリスマスカードが届きました。そこには、来年のカレンダーが出来たのでよろしければお立ち寄りくださいと書かれていました。例年届くカードに書かれている内容と同じなのですが、今年はめるもがいなくなっ...
2019.12.30
予期悲嘆

お別れの予感-予期悲嘆

 今回は予期悲嘆に注目してみます。例えば、高齢や治る見込みのない病気などで死が避けられないとわかった瞬間から喪失の悲嘆が始まります。昨日までは、まだまだ無関係だと思っていた「永遠の別れ」という到底受け入れられない衝撃に、日常生活や心の平穏...
ペットロスについて

視点を変えると景色が変わる

 もうすぐクリスマスですね。先日の夕方、2歳くらいの女の子がお母さんと住宅街を歩いていました。しばらくすると、どこかのおうちの外壁のクリスマスイルミネーションに見惚れて立ち止まってしまいます。そして、しきりに「キレイ!キレイ」と指さして、...
ペットロスについて

複雑な心理ー話すほどに悲しい気持ち

 数か月前、出先で偶然元同僚に会いました。特に親しくしていたわけでもないのですが、顔を合わせれば世間話をする程度の間柄です。その時も互いの近況などをざっくりと話したのですが、彼女から「猫ちゃん元気?今は何匹いるの?」と訊かれ、とっさに「3...
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